概要
講義『ゲーム制作実習I 』にて制作した、見下ろし視点で展開されるアドベンチャーゲームです。
目を覚ますと空から地上を見下ろしていたプレイヤーは、謎の声に案内されながらゆっくりと世界を飛び回っていきます。
視点の新鮮さ・アセットの作り込み・実際に録音加工して仕上げた音声へのこだわり等について評価を頂きました。
技術詳細
講義内で配布されたフレームワークを元に、p5.jsを利用して実装を行いました。
没入感のあるストーリーテリングを目指し、ダイアログの文字色制御、通常のプレイ画面上への画像オーバーレイ等、複数の独自要素を追加実装しています。
ゲーム中のスクリーンショット群です。
本授業における主な目的は「p5.jsを利用したアドベンチャーゲームの構築」であったため、授業としての目標はセリフ送り・場面転換等を実装した作品の制作でした。
しかしながら、インタラクションを可能な限り増やし、"物語世界を探索している"プレイ体験を実現することを目標に、以下の点を重視して制作されています。
- 体験を単純な選択肢の選択だけで構成しない。
- 左下に表示されたカメラアイコンをクリックすると、上空からシーンを捉えているカメラのオン・オフを切り替える演出が実装されています。
- シーンを進めるための必須要件を定めない。
- ゲームとは、入力に応じて結果が変動するからこそ、プレイヤーがそれぞれにユニークなゲーム内世界を構築できるインタラクティブ体験であると考えています。
用意した情報全てを回収しないということは、劣った体験であることを意味しない、と考えているということです。
そのため、この作品にはほぼ操作を強要する場面がありません。制限なく世界内を探索する体験を目指して制作されています。
プレイする
こちらからプレイして頂けます。
PCブラウザでのプレイを推奨しております。